モンテッソーリの手づくり教具子供が通っているモンテッソーリの園にあった教具をまねて、自分で手づくりしてみました。 園にある教具も、手づくりのものが多くあります。 簡単に作れるので、あなたも作ってみませんか? 棒落しです。すべて100円ショップにて取り揃えました。(^ ^;) 棒を一本つまみます。 ふた付きビンの、どちらか片方の上に移動させ、穴をねらいます。 静かに穴に差し込みます。 棒をはなし、ビンの中に落とします。 ここまで、大人がゆ~~っくりとやって見せてあげます。 スローモーションで見せる感じです。 やらせて、やらせて~・・・となったらシメたもの。 全部落とし終わりました。 棒には、何も印のないもの10本と、頭に赤い印のあるもの10本を用意しています。 ふた付きのビンには、片方に赤いりんごのシールを貼ってあります。 赤い印の付いた棒をりんごのビンに、何も印のない棒を印のないビンに入れるよう、意図してあるものですが、 「赤い棒をりんごのビンに入れるのよ」と言わなくていいのです。 それは大きなお世話、おせっかいというもので、 子供から発見する喜びを奪ってしまうので、好きにやらせていいのです。 でも、ついつい子供が無印の棒をりんごのビンに入れようとすると、 「違う違う、白い棒はこっちよ」と言いたくなってしまうのですが、それは言ってはいけないのです。 やっているうちに、自分で 「赤い棒を赤いりんごの印の付いたビンに入れて、 白い棒を印のないビンに入れると、 すっきりしてきれいかもしれない」と気づくかもしれません。 それを待ってあげるのです。 この、「待つこと」ができないで、いつもいつも「これはこうなのよ」と、 先回りして答えを教え続けてしまうと、 子供の成長にゆがみが出て来てしまう・・・らしいのです。 自分に自信が持てず、 自分のことを好きになれない人になってしまうとのこと。 知らないとは恐ろしい。 私は子供をモンテッソーリの園に入れるまで、こういうことは知りませんでしたので、 大いにこれをやってしまう所だったかと思います。 先生に教えていただいて良かったです。 ホームに戻る 次のページ |